『薔薇王の葬列』堂々完結！
2022年6月28日火曜日
永田正実『甘いのはお好き？』第2巻第8話あらすじ＆ネタバレ感想
好きな作家さんだけど、今回はすれ違い＋ダブルで極端な性格をしているので、読んでいてモヤモヤ。
結婚願望が人一倍強くて一刻も早く相手を見つけたい幸可は、既婚のフリをしているツツムさんに惹かれつつも、妻帯者だから諦めなくちゃと自分に言い聞かせて積極的に婚活に勤しみ始めて･･･という展開。
一方、ツツムさんの事情もだいぶ見えてきました。昔から危なっかしい女性に引き寄せられて振り回さればかりだったのだとか。二股三股かけられたり、直近ではプロポーズした彼女に全財産持ち逃げされたとかで...。
友人たちは優しいからとか、女運がないからとフォローしていたけど、うーん、要するに人を見る目がないということよねと😅
2022年6月25日土曜日
中原アヤ『狼に鈴』第2巻第6話あらすじ＆ネタバレ感想
1巻の続き、第6話のネタバレ感想
狼谷くんと二人きりでの東京出張の巻。
色々と楽しい妄想を膨らます鈴と、クールな狼谷くんとのやりとりにニマニマ。
展示会でお揃いのくりぃむちゃんカチューシャをつけさせられる狼谷くんｗ
その日の夜、ホテルの部屋でフロントに助けを求めるのも躊躇するような恥ずかしいドジをやらかした鈴が、隣の部屋の狼谷くんに助けを求めて･･･。
展示会で鈴にからかわれたリベンジなのか、狼谷くんが鈴を助けながらベッドドン（床ドン）！
その直後、ドキドキする鈴を置き去りにして、お休みの挨拶をして颯爽と去っていく狼谷くん。ちょっと意地悪なキラースマイルがツボｗ
そんな感じでテンポの良いやりとりが続き、なんとも相性が良さそうに見える二人だけど、最後に波乱の予感！？
東京出張に前乗りした狼谷くん。小百合さんという人妻のところに泊まっていたようだけど、親戚なのかな？堂々としているのでやましい関係ではないと思うけど・・・。
2022年6月23日木曜日
三上骨丸『ウサゴク～極道、ウサギも極めます～』第1巻ネタバレ感想
| 作品名 ： | ウサゴク～極道、ウサギも極めます～ |
| 漫画家 ： | 三上骨丸 |
| 出版 ： | 現在3巻 コンパス (2021/9/11～) |
| ジャンル： | ギャグ 動物 |
| トーン ： | コミカル |
| 試し読み： |
[あらすじ]
神代組の若頭・高倉龍二――ウサギを飼う！！飼い主が蒸発した家に残されたミニウサギ。そこに訪れたのは一人の極道だった…。「お前は今日からさくらだ」――龍二とさくらの共同生活が始まる。 餌にハウスに爪切りに、ウサギ飼い初心者の龍二は悪戦苦闘！そんな中、マル暴の白鳥にも目をつけられてしまい！？ウサギと、ウサギに魅せられた人間たちの織りなす仁義なきモフモフDAYS☆ 描きおろしおまけ漫画「タレさく」「ウサギ系男子」「高倉家と白鳥家」の3作を収録！さらに著者と飼いうさぎ「シロ」との日常を描いたエッセイも収録で充実のコミックス♪
[感想]
ウサギの飼い方についてユーモアを交えながら丁寧に描かれていて、動物漫画としてもギャグ漫画としても楽しめる作品。
飼育放棄されたウサギを救った強面ヤクザのぶっきらぼうな優しさにほっこり。さくらも可愛くて癒されます。
2022年6月21日火曜日
藤田素子『額田王』あらすじ＆ネタバレ感想
| 作品名 ： | 額田王 |
| 漫画家 ： | 藤田素子 |
| 出版 ： | 全1巻 オフィス漫 1985/4/1 全1巻 世界文化社 2000/1/1 |
| ジャンル： | 歴史 |
| トーン ： | シリアス せつない |
| 試し読み： |
[あらすじ]
歌と恋に生きた万葉の歌人、額田王（ぬかたのおおきみ）。近江の豪族・鏡王の娘であったが、天智天皇と大海人皇子との不和と皇位継承問題がからみ、血縁関係の憎しみをあらわにした「壬申の乱」に巻き込まれていく。類まれなる美貌の上に、その歌の才能は50年近くもの間、歌を詠み続けていたことからも明らかだ。『万葉集』に残る彼女の作品は、現在でも多くの人々に愛されている。物語はあの有名なクーデター「大化の改新」の前夜から始まる……！！
[感想]
天武天皇の妃で、天智天皇からも寵愛されたとの伝承がある万葉歌人・額田王の半生を描いた物語。
幼い頃から不思議な力を持つ巫女＋絶世の美女という説に依拠した創作モノ。天真爛漫で誰が相手でも物おじしない額田王は、中大兄皇子と大海人皇子兄弟の寵愛を受けながらも、初恋の素朴なイケおじ・中臣鎌足を一途に想い続けるが、身分の差が邪魔して添い遂げられずに苦悩するという構図。
2022年6月19日日曜日
都戸利津『嘘解きレトリック』全10巻ネタバレ感想
| 作品名 ： | 嘘解きレトリック |
| 漫画家 ： | 都戸利津 |
| 出版 ： | 全10巻（～2018年） |
| ジャンル： | 歴史 |
| トーン ： | ほのぼの シリアス |
| 試し読み： |
[あらすじ]
時は昭和初年。「人のウソが聞き分けられる」能力を疎まれ、生まれ故郷の村を出た浦部鹿乃子。空腹で行き倒れた九十九屋町で、貧乏探偵の祝左右馬と出会い……！？
[感想]
人のつく嘘を見破る特殊能力を持つヒロインが、貧乏探偵に助手としてスカウトされ、周囲で起こる様々な事件や謎をコンビで解決していくレトロモダン探偵活劇。
飄々とした祝探偵のキャラが人情味があって面白く、人間ドラマとしても引き込まれるものがあった。
ただ、肝心の謎解きにひねりがなく、展開が読めてしまうので推理ものとしてはやや物足りない印象を受けた。
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夏目イサク（原作・嬉野 君）『熱帯デラシネ宝飾店』第26話あらすじ＆ネタバレ感想（ウィングス 2022年04月号 雑誌連載）
・夏目イサク（原作・嬉野 君）「熱帯デラシネ宝飾店」第26話
紙・電子とも現在5巻発売中。
6巻収録予定 琥珀篇 第26話：
巻頭カラー。
店の前で待ち構えていた鳥の戦士らによって寺院へ連れて行かれる真咲。そこには仙姐（センジェ）と螢、そして監禁されている写真の女性がいて･･･。
真咲と琥珀の秘密を知っているという螢。何のことだかさっぱり分からない真咲に、仙姐が一つ目の秘密を特別に教えてあげると言い出す。
本当のことか不明ながら、なんらかの理由で琥珀が彼自身の息子を葬り去ったと主張する仙姐。最後のページの雰囲気からすると、その息子は監禁されている写真の女性との間に生まれた息子だったのかなと推測。
一方、紅頭仔の車に真咲が乗り込んだのを目撃した琥珀は盗んだバイクで車を追跡。真咲は宝飾店の皆に居場所を知らせるためにこっそりメモを残していて･･･。
一つ目の秘密がヘビーすぎる💦
どういうことなのか早く真相が知りたいです。
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