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2018年12月28日金曜日

[王家の紋章]あらすじ 雑誌『月刊プリンセス』2018年10月号


プリンセス 2018年10月号

人骨が転がる不気味な岩城に案内されたイズミル王子は、なぜここに連れてきたのかとトラキア王に真意を問うが・・・。

2018年12月24日月曜日

すもももも『亡国のマルグリット』第3話あらすじ(『月刊プリンセス』2018年9月号)


亡国のマルグリット

村で二コラとして生きるマルグリット。ルネとの出会いが転機となり、物語は加速する!謎めく少年少女のヨーロピアンロマン第3話。

2018年12月1日土曜日

織田涼『能面女子の花子さん』ネタバレ感想

 作品名: 能面女子の花子さん
 漫画家: 織田涼
 出版: 既刊4巻
 テーマ: ギャグ 学園モノ
 トーン: コメディ 
 関連作: -
 試し読み: 能面女子の花子さん

[あらすじ]
家庭の事情で能面をつけて生活する女子高生・花子さん。見かけはホラー、中身はキュートな花子さんのスクールライフは、恋あり、友情あり、能面あり!! まわりの視線もなんのその! 能面女子の青春コメディ!!

[感想]
レビュー数の多さと評価の高さと表紙のインパクトにつられて読んでみましたが、私には面白さが良く分かりませんでした。

 家庭の事情で能面をつけて生活するという触れ込みのヒロインだけど、親に強要されているわけではないし、なぜ能面をつけているのかという同級生からの問いかけに明確な答えを返せないヒロイン。それなのに憑りつかれたように面を取ろうとしない。このヒロインにとって能面をつけることが何を意味するのか、何を主張したいのかまったく伝わってこないので異常さしか残りませんでした。

ネタバレ注意↓

ギャグ漫画とはいえ、もう少し内容的に説得力がほしかったところ。能面女子のヒロインが風変りなキャラというだけで深みを感じませんでした。

歴史ある家業を受け継いでいる家庭に生まれたという設定にしているのなら、その設定を活かしてほしかったです。意味もなく能面をつけるているというのではなく、例えば、女子高校生でありながら既に面職人である父親に師事して修行中の身であるとか、能面の付け心地を知るために普段からつけているのだとか、膨らませ方はいくらでもあると思うので、家業のことをもう少し掘り下げて笑いに変えてほしかったです。

環方このみ『ねこ、はじめました』1~4巻ネタバレ感想

 作品名: ねこ、はじめました
 漫画家: 環方このみ
 出版: 既刊4巻
 テーマ: 動物 ファンタジー
 トーン: ほのぼの コメディ 
 関連作: ぎゅっとしたいの!(アンソロ)
ねこ、はじめました~なんでか今日もねこぐらし~
 試し読み: ねこ、はじめました

[あらすじ]
アナタのそばにいるネコの中身、もしかしたら人間かもしれません!交通事故で中身が入れ替わってしまった男子高校生・和代 尚はカワイイ女子高生に拾われ、飼われることになる!人間とネコのハイブリッド・キャットヒューマンになるわけでもなくただただゆるいツッコミ満載の日常を描いた、超話題ネココメディなのだニャー♪

[感想]
猫と男子高校生が入れ替わってしまう、ゆるゆるほのぼの動物ファンタジー。

猫になってしまった男子高校生が人間社会を客観的に観察する様子や、新米の飼い猫としての悩みがユーモラスに描かれており、ドジっ子の飼い主とのドタバタなやりとりが毎回パターン化しつつも、飽きずに楽しく読める作品。

人間の優しい部分をたくさん描きながらも、自分は良かれと思ってした行動が時に他人を困らせてしまっている状況があることなどもさりげなく伝えており、子ども向けの掲載誌であることを意識した作品づくりに好感を覚えました。大人が読んでも面白い作品。

樹なつみ『一の食卓』第1巻~6巻ネタバレ感想

 作品名: 一の食卓
 漫画家: 樹なつみ
 出版 : 既刊6巻
白泉社 2015/3~2018/2
 テーマ: 歴史モノ グルメ
 トーン: シリアス ほのぼの 
 関連作: -
 試し読み: 一の食卓

[あらすじ]
日本人にとっての「はじめて」が西洋から雪崩れ込む明治4年。東京・築地の外国人居留地にある「フェリパン舎」で働く少女、西塔明はひょんな流れから、謎の男=藤田五郎を紹介され、一緒に働くことになる。一見怖いが、明が作ったパンを、初めて残さず食べてくれた日本人……。だがその男こそ、かつて「壬生の狼」と恐れられた新選組・三番隊隊長=斎藤一、その人だった!! 巨匠・樹なつみが初めて挑む、時代劇&グルメコミック!!

[感想]
明治初頭を舞台に東京・築地の外国人居留地でフランス人の営むパン屋「フェリパン舎」で日本人女性初のパン職人になった15歳の少女・明(はる)と、そこで下男として働きながら明治新政府の要人の密偵として暗躍する元新選組の三番隊隊長・斎藤一こと藤田五郎と元隊士清水卯吉、その後、新たに元新選組の十番隊隊長・原田左之助、二番隊隊長・永倉新八も加わり、「フェリパン舎」の日常を中心に、新政府と不満分子の動静に触れながら、ヒロインと元新選組のメンバーたちが新しい時代をどのように生きていくのかを描いた作品。

頑張り屋のパン職人のヒロインと、見目麗しい男たちのドラマチックな交流に好奇心を掻き立てられます。ただ、「この話はフィクションです。」と奥書にあるように、歴史上の人物や事件がたくさん出てくるわりに創作部分が大きいので、史実と異なる展開に少し戸惑ってしまう部分も。

舞台となる外国人居留地の実態やパン屋も創作なのかな?どこまでが史実でどこからが創作なのか、参考文献を明示したり、この作品を描くにあたっての思い入れや調査したことなどを各巻のあとがきで創作秘話として触れてくれていたら、もっと作者の意図や方向性を理解しやすかったのではないかと思いました。

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