※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

2012年8月29日水曜日

氷栗優&和田慎二『CROWN』全6巻感想&あらすじ

作品名: CROWN 1 (プリンセスコミックスデラックス) 
作画: 氷栗優
原作: 和田慎二
出版: 単行本全6巻
ジャンル: ファンタジー アクション 兄妹 王国
トーン: シリアス ほのぼの コミカル 

[初出情報]
月刊少女漫画雑誌『プリンセスGOLD』(秋田書店)2005年9・11・12月号、2006年1・3・4・10・11・12月号、2007年2・5・7・8・9・11・12月号、2008年1・5・7・8・9月号に掲載された作品。単行本は全6巻。

[内容紹介〕
幼くして国を追われ、生き別れになったレガリアの王子と王女が、日本で再会し、仲間の力を借りながら、数多の刺客を退け、王位継承の「crown」を死守して母国に戻る物語。

[感想]
 氷栗優さんの作画が、とにかく美麗。アクションシーンも、テンポが良く、常に刺客に狙われるハラハラドキドキの展開ながら、人間味あふれるキャラたちが紡ぎ出すコミカルな掛け合いが楽しく、途中まで夢中になって読みました。が・・・ラストが「そんな結末ありなの~」という締めくくり方だったのが、なんとも 残念。

2012年8月25日土曜日

栗原まもる『苺シロップ』感想&あらすじ

作品名: 苺シロップ (講談社コミックスデザート (57巻))
漫画家: 栗原まもる
出版: 単行本全1巻
ジャンル: 恋愛
トーン: せつない

[内容紹介]
女性向け月刊漫画雑誌『デザート』(講談社)にて、平成11年1月号、5月号、7月号、9月号に掲載された作品。単行本全1巻。

[あらすじ〕
処女ってだけでフラれるなんて──! 花岡緑(はなおか・みどり)の好きな三井(みつい)さんは処女嫌い。振りむいてもらうため幼なじみの忍(しのぶ)と「とりあえず」Hするが!? 体が先か気持ちが先か、ゆらめく心を描く「苺シロップ」。そして、モテるけれど男運のない緑の親友・ヨーコちゃんの本当の愛は? 「あめ玉コレクター」。身体の欲求と心の欲求、バランスのとれないお年頃のビミョーな気持ちを描ききった「アイスクリーム マドンナ」他、計4話を含む、甘い甘い短編集!

[感想]
甘い甘い短編集?いや・・・むしろ、味覚で表現するならば、どれもほろ苦いと形容した方がいいのでは・・・。

表題作の『苺シロップ』は、好きな人から処女はめんどくさいと言われ、撃沈したヒロインが、遊び慣れた幼なじみとHして処女喪失し、もう一度好きな人に告白して、やっとこさ彼女にしてもらうお話。なんていうか、ヒロインも、好きなった男性も、幼なじみも、お軽いなぁ。即物的で、ついていけなかったです。

2012年8月23日木曜日

宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』感想&あらすじ


作品名: うさぎドロップ (1) (FC (380))
漫画家: 宇仁田ゆみ
出版: 単行本全9巻(本編) 番外編1巻
ジャンル: 家族愛 親代わり 恋愛
トーン: ほのぼの

[内容紹介]
女性向け月刊漫画雑誌『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて、2005年10月号~2008年4月号(第1部)、2008年5月号~2011年5月号(第2部)、2011年7月号~2012年1月号(番外編)に連載された作品。2011年7月より、フジテレビ「ノイタミナ」枠ほかにてアニメ版放送。また、松山ケンイチと芦田愛菜の共演で実写映画化され、2011年8月20日より公開された。

[あらすじ〕
30歳の独身男、河地大吉(ダイキチ)は、祖父の訃報で訪れた祖父の家で、鹿賀りんという名前の6歳の少女と出会うが、なんとその少女は、祖父の隠し子だった。望まれぬ子であったりんを施設に入れようと言う親族の意見に反発したダイキチは、りんを自分が引き取り育てると言い出す。こうして、不器用な男としっかり者の少女との共同生活が始まる・・・。

[感想]
最初、独身男が幼女を引き取るという設定に、少なからぬ抵抗感を抱きましたが、ダイキチがまるで実の子のように、りんを可愛がり、慣れない子育てに奮闘する姿と、母親に捨てられ、いつも大人の顔色をうかがっていたりんが、ダイキチにすっかり懐き、無邪気な子供らしさを取り戻していく様子に共感を抱くようになりました。

2012年8月15日水曜日

小玉ユキ『坂道のアポロン』ネタバレ感想


作品名 : 坂道のアポロン
漫画家 : 小玉ユキ
出版  : 既刊9巻(番外編連載中)
ジャンル: ジャズ 友情 恋愛 60年代 高校生
トーン : せつない ほのぼの
関連作 : 坂道のアポロンボーナストラック
試し読み: 坂道のアポロン

[内容紹介]
月刊少女漫画雑誌『flowers』(小学館)にて、2007年11月号~2012年3月号まで連載された作品。2012年5月号より、淳一x百合香他、本編では語られなかったエピソードを綴った番外編「BONUS TRACK」掲載中。「第57回小学館漫画賞一般向け部門」受賞。フジテレビ「ノイタミナ」枠で、2011年4月~6月まで、アニメ版放送。

[あらすじ〕
1966年初夏、船乗りの父親の仕事の都合で、横須賀から九州の高校に転校してきた男子高校生・西見薫は、転校初日、バンカラな男・川渕千太郎との出会いをきっかけに、ジャズの魅力にはまっていく。薫は千太郎の幼馴染・迎律子に、律子は千太郎に、千太郎は上級生の深堀百合香にと、それぞれ思いを寄せるのだった・・・。

[感想]
 生真面目な秀才転校生・薫と豪放磊落な不良・千太郎が、音楽(ジャズ)を通じて心を通わせる友情物語を軸に、薫と千太郎それぞれの恋愛模様が描かれていきます。

1960年代の九州を舞台にした青春物語で、携帯電話もネットもない時代の若者たちの手探りの青春が魅力的に描かれています。青春の甘酸っぱさ、ほろ苦さ、瑞々しさ・・・。それぞれが、心に悩み、挫折、閉塞感などを抱えながらも、ひたむきに前を向いて歩こうとする登場人物たちの姿が心に響いてくる作品。

2012年8月12日日曜日

藤間麗『僕はキスで嘘をつく』全2巻感想&あらすじ

作品名: 僕はキスで嘘をつく 1 (Cheeseフラワーコミックス)
漫画家: 藤間麗
出版: 単行本全1巻 電子書籍
ジャンル: 学園生活 恋愛
トーン: ほのぼの

[初出・出版情報〕
『Cheese!』(小学館)にて2008年6月号から12月号まで連載された作品。同時収録作の「ソプラノ」は、『Cheese!』2006年1月号増刊掲載。「杏奈の髪が長い理由」は『Cheese!』2006年9月号増刊掲載。「はっかドロップス」は、『Cheese!』2006年5月号増刊掲載。単行本全2巻。

[あらすじ]
放課後、図書室で読書をするのを日課としている銘子は、ある日窓際でつい居眠りをしてしまう。そこへ人の気配がし、誰かにキスをされた。驚いて目を覚まし周りを探すと、近くにいたのは女子からモテる2人の先輩、クラスメイト、下級生の4人がいた。一体私にキスをしたのは誰?

[電子書籍・試し読み]
[立ち読み版]僕はキスで嘘をつく (1) 藤間麗 /出版社:小学館

[感想]
ファーストキスを盗み取られたヒロインが、犯人捜しをする過程で、自分の恋心に気付いていくお話です。釣り上がり気味の大きなネコ目にコンプレックスを抱く銘子ですが、むしろ、その印象的な瞳が男心をくすぐっていることを本人だけは知らない。ちょっと、天然入ったウブな銘子が、可愛い。

2012年8月6日月曜日

嶋木あこ『僕になった私』全5巻感想&あらすじ


作品名 : 僕になった私
漫画家 : 嶋木あこ
出版  : 単行本 全5巻
ジャンル: 男子校 女装
トーン : コミカル
試し読み: 僕になった私

[作品紹介]
『月刊Cheese!』2005年1月号~2006年4月号に掲載された作品。単行本全5巻。

[出版社のあらすじ]
この春から高校生の桃子(ももこ)の気分はウッキウキ。ところがっ! 双子のお兄ちゃんが制服を残して謎の失踪!! うっそ~ん(泣) ……と、思ったのも束の間“せっかくの進学校だから”と、お兄ちゃんの替え玉で桃子が全寮制男子高に無理矢理入学! ―――…って、マジですかぁ~!?

[感想]
自分の意志ではなく、身勝手な母親の一存で家出した秀才兄のかわりに男子校へ入れられてしまうヒロインのお話。

このブログを検索

ブログ