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2015年9月19日土曜日

千川なつみ『100年ロマンス』

作品名: 100年ロマンス
漫画家: 千川なつみ
出版: 笠倉出版社 (2012/5/16)
ジャンル: TL
トーン: ほのぼの あまあま
試し読み: 100年ロマンス

[初出]
表題作:雑誌『絶対恋愛Sweet』2010年11号・2011年6月号に掲載。

[あらすじ]
大学生・小川嘉永は帰宅すると、薄汚い男がベランダに侵入しているのを発見した。飛んでいっ た洗濯物を取りにきた翻訳家・大和仁満との最悪な出会いから、奇妙な交流が始まる。容姿や言葉遣いとは裏腹な仁満の優しさに嘉永の気持ちはふくらむが、はずされることのない仁満の左手薬指の指輪の存在が気になりだす――。

[感想]

内容:
・「100年ロマンス」前後編・・・無精ひげの翻訳家x大学生
・「悩めるひよこ」・・・高校のクラスメート
・「きみに恋風」・・・バイト仲間

表題作は、二人の出会い方に違和感が・・・。一軒家に住む男が、風で飛ばされた洗濯物を回収するために向かいのアパートに住むヒロインの部屋のベランダに無断で侵入。それがきっかけでヒロインと仲良くなるというのが、どうもヘンタイチックであまり好きではない。ヒロインの下着やらが干してあったから、てっきり下着泥棒かと・・・。

2015年9月15日火曜日

細川 智栄子『王家の紋章』雑誌2015年8月号


プリンセス 2015年 08 月号 [雑誌]

なかなか衝撃的だった8月号です。久々に刺激をありがとう!と思っていたら、 9月号でさらにびっくりな展開が待っていました・・・。そう来たかと。


メンフィスを助けるため、ヌビアへ向かったキャロルの到着を間近に控え、ぞくぞくとヌビアの各部族の兵士たちが都入りし、高揚感に沸き立つヌビア王宮。キャロルを生け捕りにして、恨みを晴らさんとばかりにみんなの前で辱めて殺してやろうとほくそ笑みながら待ち受けるタヌト妃。キャロルが到着次第、人質として捕らえられているメンフィスの前でなぶり殺して、エジプトまで攻め入る構えだ。(メンフィスは大事な人質として生かしておくようだ。)

2015年9月6日日曜日

池田理代子『ベルサイユのばら』 第11巻

作品名: ベルサイユのばら 11 (マーガレットコミックス)
漫画家: 池田理代子
出版: 集英社 (2014/8/25)
ジャンル: 歴史
トーン: シリアス
試し読み: ベルサイユのばら 11 (マーガレットコミックス)

[初出]
雑誌『マーガレット』2013年13号、22号、2014年3・5合併号、12号に掲載。

[あらすじ]
少女漫画の歴史的名作『ベルサイユのばら』が連載終了から40年余の時を経て、ついに蘇る! アンドレ、ジェローデル、フェルゼン、アラン…オスカルを巡る人々のその後や、知られざる過去を描いた新作エピソード4編を収録。美麗カラー24P付きの豪華仕様!

[感想]
40年ぶりの続巻。前半2話は生前のオスカルやアンドレをめぐる人々のエピソード(過去編)、後半2話は処刑されたアントワネット王妃に愛をささげたフェルゼンのその後、そして、バスティーユで銃弾に倒れたオスカルの最期を看取ったアランやロザリーを中心に混乱の世を生きる人々の様子(後日談)が描かれています。

2015年9月5日土曜日

アルコx河原和音『俺物語!!』第1巻~第9巻

作品名: 俺物語!!
漫画家: アルコ(作画)x河原和音(原作)
出版: 単行本既刊9巻
ジャンル: 高校生 恋愛 友情
トーン: ほのぼの コミカル
試読み: 俺物語!!

[初出]
『別冊マーガレットsister』(2011年11月増刊号)に読み切りとして掲載され、その後、『別冊マーガレット』2012年1月号より連載化された。単行本は既刊9巻。

[受賞歴・その他]
「第1回マンガ秋100」にて第1位、2013年版「このマンガがすごい!」オンナ編1位。2013年、講談社漫画賞少女部門受賞。2015年4月より日本テレビ系列他でTVアニメ放送中。実写映画化も進行中。

[あらすじ]
剛田猛男は高校1年生。身長2m・体重120kg(いずれも推定)。好きになった子は、いつも幼馴染みのイケメン・砂川の方に行っちゃうけど、真っ直ぐで不器用で鈍感で、男子からは超モテモテ! ある朝、通学電車の中で、ひとりの女の子を痴漢から救ったことで猛男にも春到来の予感…!? 笑って泣けて、胸キュンも満載の、爆笑純情コメディー!

[感想]
猛男のキャラは、もしかしたら東山のイケメンゴリラ・シャバーニ人気に触発されたのだろうか。その真偽はともかく、河原和音さんはやっぱり着眼点がすばらしいなと思う。猛男の誠実な人柄にほっこり。周りがまたいい。初恋の甘酸っぱさ、友情、家族愛、男女主人公と彼らを取り巻く周囲の人物たちが、それぞれ違った形でお互いに支えあって生きているところに好感が持てる。このマンガの中には無駄な登場人物がどこにもいない。

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