ココハナ 2023年4月号 電子版より連載中!
婚礼の夜、何もせずに布団を並べて寝ていた二人だけど、夜中に晴貴の様子がおかしくなり・・・。
夜中に異変発生ということで、ファンタジー要素(獣に変身とか)が入っていたりするのかと思ったら、熱病!?
晴貴のことが心配で目が覚めてしまう月。起き上がって晴貴の様子を見守ることに。
月がうつらうつらしながらも、ずっとそばについていてくれたことを知った晴貴は、素直に感謝の言葉をかけつつも、どこか諦観気味。
剃髪した老年の藩医が登場。いつものことというように落ち着き払った様子の侍医。晴貴が苦しそうにしているのに、眠り薬しか処方しなかったことに唖然とする月。
ヤブだの、このハゲだの、容赦ない月の心の声に笑ってしまったけど、それだけ晴貴のことが心配になったようで。
晴貴は月(結婚相手)を巻き込みたくないのか、目を覚ますとすまないと言葉をかけ・・・。
翌日、屋敷を偵察した侍女たちによると、晴貴は昨年初めに原因不明の重い病いにかかり、病状は日に日に悪化の一途をたどっているのだとか。晴貴は長くは生きられないと診断されたため、藩主が先手を打って婚礼を急いだらしく、御月家の姫が選ばれたのも健康で長寿なことで有名な一族だからで、次の跡継ぎとなる嫡子を一刻も早く産ませるため。
事情を知った月は憤慨&晴貴に同情して・・・。
晴貴は何の病気にかかっているんだろう?
頭が良く、現代人の知識がある月が助けになれるといいんだけど。